Orris & Sandalwood



Meet the Master Perfumer

コロン インテンス待望の新作「オリス & サンダルウッド」はマスターパフューマーのピエール・ネグリンと、フレグランス ディレクターのセリーヌ・ルーとのコラボレーションにより生まれました。この新しいコロン インテンスがどのようにして創られたのか、二人に聞きました。

―セリーヌ、この新しいコロン インテンスについて教えてください。
“コロン インテンスは希少で貴重な原料を用いて創られます。今回の「オリス & サンダルウッド」では、ウッディでありながらパウダリーな、二面性のあるアイリスの花の香りを再現するため、トスカーナの丘の中腹で揺れるアイリスの根茎(オリス)に、ウードやインセンス、ローズやチューベローズといった花々を加えて、アイリスの花そのものともいえる香りにたどり着きました”

―ピエールとのコラボレーションが実現したいきさつを教えてください。
“ピエールは8年前に「ホワイト ジャスミン & ミント」を創って成功をおさめていたし、リッチで奥深いウッディな香りのエキスパート。だから、このオリスのコロン インテンスを創ることになった時、すぐに彼の顔が浮かんだのです”

―ピエール、今回の「オリス & サンダルウッド」を創りだすために、どんな風に考え、コンセプトを固めていったのですか。
“パフュームの世界ではきわめて貴重な原料であるオリスを使いたかったのです。オリスはアイリスの根茎で、イタリア・トスカーナで数百年に渡り、元々は修道士が収穫していました。ウッディでありながらパウダリーで、フローラルなのにディープな、オリス特有の二面性を表現するために、セリーヌと私はグラースで生の原料をかぐことに多くの時間を費やしました。そして、そこで私たちはオリスとサンダルウッドのコンビネーションを思いついたのです”

―そのインスピレーションの源はどこにあったのでしょう?
“オリスそのものがインスピレーション源といえます。オリスは私のパレットの中でもお気に入りの原料で、その香りは花ではなく根からより強く香ります。抽出方法が伝統的かあるいは革新的かによっても、さまざまな表情を生み出すというところにも私たちは魅了されました”

―オリスはパフュームの世界では高貴な原料として知られていますが、それはなぜだと思いますか。
〝アイリスの根茎、オリスが高貴な原料と言われる理由は、その希少性にあります。私たちが原料として使用するのは、フィレンツェ郊外の丘陵地で採れるアイリスのみ。16世紀にはカトリーヌ ド メディチも愛でたというその香りを得るために、400年以上続く伝統的な方法で収穫し、繊細さと根気を必要とする職人的なアプローチで抽出しました。パフュームの世界では数々の革新が日々生まれていますが、その一方で昔から受け継がれてきた熟練技というものもあるのです。 このオリスは収穫されるまでに約2年、待たなければなりません。収穫すると、皮をむいて3年ほどかけて乾燥させます。その後、蒸留し、バターのよう、とも形容されるクリーミーな色あいのアブソリュート(混じり気のない香りの成分)が抽出されるのです“

―ピエール、ジョー マローン ロンドンの香りの中で、この「オリス & サンダルウッド」とフレグランス コンバイニング™するには、どの香りがおすすめですか。
〝今なら、ダーク アンバー & ジンジャー リリーに重ねるのがいいと思う。ウッディな香りが際立ち、繊細なアンバーがリッチなフローラルの香りをさらに深く印象づけてくれると思います“

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